お疲れ様です!
たかブログを運営しております、たかです。
今回はオーラル編です。
皆さん歯間ブラシは使用していますか?
歯ブラシだけでは、実はしっかり歯を磨けていないんです。
歯間ブラシを使用するか、しないかで将来の残存歯の量も大きく変わると言われています。
何故歯間ブラシが必要なのか?どんなアイテムを使えば良いのかも解説して行きます。
オーラルケアするにあたって、絶対に必要なアイテムなので是非ご覧頂ければと思います。
- いつまでも美味しい食事を楽しみたい方
- オーラルケアを歯ブラシのみで終了している方
- お勧めの歯間ブラシを知りたい方
- オーラルケアについて知りたい方
ほとんど皆さん当てはまると思いますし、重要なお話しです。是非一読ください!
それでは行きましょう!
歯間ブラシとは
そもそも歯間ブラシを知らない方もいらっしゃると思いますのでご説明して行きます。
歯間ブラシは主に「歯と歯の間を清掃するオーラルケアアイテム」になります。
上の図の通り、歯ブラシだけでは歯と歯の間はほとんど磨けてない事がわかります。
(歯垢が残っている部分は色が赤っぽくなります。)
歯と歯の間を磨くには歯間ブラシは必須!ということがお分かり頂けますでしょうか。
具体的に「歯ブラシのみ」と「歯ブラシ+歯間ブラシ」でどのぐらい歯垢除去率が異なるのか。
それを表した図が、以下になります。
なんと!!
- 歯ブラシのみ:58%
- 歯ブラシ+歯間ブラシ:95%
歯垢除去率が、かなり変わってくるんです。
となると、現在歯ブラシのみ使用されている方、歯垢が半分ちょっとしか除去できておらず
おおよそ半分ぐらいの汚れは歯に付着したままになっているんです。
歯間ブラシの種類について
歯間ブラシと言っても、様々な種類があります。
上の図の通り
- ホルダー(F字・Y字)
- ロールタイプ
- L字型
- I字型
一般的には、図の通り
歯の隙間の狭い部分には:F字、Y字、ロールタイプ
歯の隙間が広い部分には:L字、I字
このように使い分けるのが好ましいと言われています。
しかし、こんな使い分ける面倒臭いよ。。。という方もいらっしゃると思います。
簡単に私が使用してきた経験から言いますと
F字タイプが一番使いやすかったです!
私は普段から歯間ブラシは使いやすさから、「F字のみ」使用しています。
色々使い分けていたら面倒なので、面倒にならない程度に使用することも
歯間ブラシを継続して使用するコツでもあるかなと思います。
歯間ブラシは毎日継続して使用する事が重要になります!
歯間ブラシはどのぐらい使用されているのか
「歯間ブラシの使用率」皆さんどう想像されますか?
上記の図の通り、使用されている方は一番多い60代でも「38.6%」にとどまります。
先ほどお話しさせて頂きました通り、歯間ブラシを使わないと歯の汚れをしっかり取れないのに!です。
まだまだ歯間ブラシの重要性が伝わりきっていないという証拠でもあると思います。
今、歯間ブラシを使用していない方はすぐにでも使用し始める事をお勧めします!
ちなみに歯医者に行くと必ず歯間ブラシの使用を勧められます。
それぐらい歯間ブラシは重要なんです。
日本は特に歯に対する意識が低い
これも凄く感じる事です。
先ほど歯間ブラシの使用率の低さから、周りが使っていないから使わなくて良い!
という方、そもそも日本は歯に対する意識自体が低いので周りを参考にしてはいけません。
上記の図は、歯医者に行くのは「症状が出たから」、「定期健診」どちらの理由か?の割合を
国別に表したものとなります。
日本は圧倒的に「症状が出たから」ですが、他の国は「定期健診」が圧倒的に多いんです。
歯に対する意識について、日本が低く、海外が非常に高い事がわかりますよね。
上記の図は、「歯のメンテナンス受診率」を表しているのですが
なんと、日本は歯のメンテナンス受診率が「2%」
低すぎ!!
びっくりしませんか?
それだけ日本の歯に対する意識は低いという事です。
歯間ブラシを使わない事で起こる症状
先ほど歯間ブラシを使わないと歯の汚れが「半分近く残る」事をお話しさせて頂きました。
歯の汚れが残る=大きなリスクを伴います。
- 虫歯リスク
- 口臭リスク
- 歯周病リスク
大きく3つ挙げさせて頂きました。
虫歯リスク
当然歯の間の汚れが残ることで、それが虫歯菌の餌となり、虫歯リスクが高まります。
放置すると歯の間から虫歯が広がり、次々と虫歯になって行きます。
虫歯って放置すると1本だけとかではなく、感染のように広がります。
人にもうつるので注意です。。。
口臭リスク
こちらはわかりやすいと思いますが、歯の間の汚れが腐敗し、強烈な臭いを放ちます。
口臭ケアしているのに、なぜか臭いが取れない方はもしかしたら歯の間の汚れが原因かも。
相当ひどくならないと、自分の口臭を認識出来ないのも口臭の厄介なところかもしれません。
そうなる前に事前に歯の間のケアをする事が重要ですね。
知らないうちに、口臭で印象ダウンなんて嫌ですよね。
歯周病リスク
これが今最も恐れられているかつ、リスクの高い方が多い病気でもあります。
歯周病とは
歯周病とは、細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患で、歯の周りの歯ぐき(歯肉)や、歯を支える骨などが溶けてしまう病気です。
歯と歯肉の境目(歯肉溝)の清掃が行き届かないでいると、そこに多くの細菌が停滞し歯肉の辺縁が炎症を起こして赤くなったり、腫れたりしますが痛みはほとんどの場合ありません。
さらに進行すると膿がでたり歯が動揺してきて、最後には歯を抜かなければならなくなってしまいます。
出典:https://www.jacp.net/perio/about/
しかもそんな歯周病、以下の図の通り「歯を失う原因第一位」なんです。
歯を失うと食事を楽しめなくなったり、見た目が悪かったり
豊かな生活を送れない状態になってしまいますよね・・・
しかも歯周病は「認知症」の原因になる事もわかってきました。
認知症には種類がありますが、最も多いのが「アルツハイマー型認知症」です。アルツハイマー型認知症は、脳に「アミロイドβ」というたんぱく質が蓄積されることによって発症するとされています。
通常、アミロイドβは分解されて排出されるのですが、何らかの理由で排出されずに蓄積してしまうと、脳の情報伝達が悪くなり、脳の機能が低下してしまうのです。進行すると、タウという異常なたんぱく質が溜まって、神経細胞を死滅させてしまいます。
認知症を防ぐためには、アミロイドβの蓄積を防ぐ必要がありますが、歯周病菌がアミロイドβの生成・蓄積を促進させることがわかりました。歯を守るだけでなく、ご自身の健康を守るために徹底した歯周病予防を行っていただきたいと思います。
出典:https://www.familyshika-shiki.com/column/dementia.html
非常に恐ろしい歯周病。
しっかり予防して行きたいですね。
そんな予防したい歯周病ですが、
上の図を見て頂きたいのですが、なんと・・・
30代の3人に2人が歯周病になっているんです。
そりゃ歯の健診を受けている方が圧倒的に少ない日本なので、このような結果になっても仕方ないですよね。
歯周病を予防するには、歯ブラシの当て方や選び方も重要です。
詳しくは以前投稿させて頂いた以下記事を参考にして頂ければと思います。
加えて、今回お話ししております、「歯間ブラシ」を使用する事も非常に重要になります。
歯間ブラシの選び方
次にアイテムの選び方ですが、
全然安価なものでOKです!
私自身も結構安価なアイテムを使用しています。
なるべく大容量で、安くです。
色々なアイテム試しましたが、高価だから何か違うか?というと
実際、味付きとか色々謳っているアイテムありますが
安さに叶うものはありません。
そこまで、歯垢除去力がめちゃくちゃ違うという事も無いですし。
一番は毎日歯間ブラシを使うことが重要です。
歯間ブラシを使っていない方はすぐに使い始める事をお勧めします!
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回は歯間ブラシを使用しないことによる大きなリスクを3つご紹介しました。
- 虫歯リスク
- 口臭リスク
- 歯周病リスク
- オーラルケアで歯間ブラシは欠かせないアイテム
- 30代で、3人に2人が歯周病
- 歯周病は「歯が抜けたり」「認知症のリスクも高める」
- 歯間ブラシは個人的には「F字」が使いやすいので初心者の方にはお勧め
歯周病は大変恐ろしい病気かつ、かなりの方が歯周病にかかっています。
原因はオーラルケア意識がかなり低いという事です。
この意識を高めることで、歯周病の方を大幅に減らす事ができると信じています!
豊かな生活に、しっかりとしたオーラルケアは必須です。
これからも皆様のお役に立てる情報を発信して行きます!
それではまた次回✌️